10/19不妊教室 治療中においての風疹ワクチン接種についてご質問をいただきました
開催概要
開催日時
2025年10月19日(日) 15:00〜16:15
開催場所
Noah ART Clinic武蔵小杉(ノアアートクリニック)ロビー
テーマ
幸せな未来のために ~妊娠成立のメカニズムと、不妊治療~
講師
当院統括医師 久慈直昭
当院胚培養士 野瀬麻悠香
10月19日、日曜日に不妊教室(妊活セミナー)を開催いたしました。
天気予報では雨予報もありましたが、過ごしやすい穏やかな陽気の日となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


- 第一部:久慈医師による「妊娠のメカニズムと不妊治療」
- 第二部:野瀬胚培養士による「“不妊治療の要”培養室について」
- 第三部:質疑応答
検体(精子)持参で気をつけていただきたい
温度管理について解説いたしました。
今回いただいたご質問から一部ご紹介いたします。
Q∶風疹ワクチンを接種したいと考えていますが、治療中に接種しても大丈夫ですか。 また、接種後、気を付けることはなにかありますか。 治療をなるべく急ぎたいと考えています。
A:接種後2か月間は避妊が必要です。その間に検査だけを進めることは可能です。
Q∶これから寒い季節となりますが、検体(精子)を持参する際、気を付けること、注意することはなにかありますか。
A:精子は低温過ぎたり逆に高温すぎたりする環境では、運動率や正常形態率への影響が報告されています。 そのため、持参される際の温度管理が重要です。
寒いからとカイロの脇に置いて持参したり、外気にさらし冷やしたりする事も注意が必要となります。 当院では、運んでいる間、外部からの温度の影響を受けず常温を保ち、外から中身が見えない形態でもある精液運搬用保温器SEED PODを推奨しています。
参加された皆さま、ありがとうございました。
この不妊教室(不妊セミナー)が皆さまの妊活に少しでもプラスになっていただけたら幸いです。
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皆さまのご参加をお待ちしております。
不妊教室では専用のブックレット(メモ 欄つき) をご用意し、参加された皆さまへお渡ししております。