不妊教室
7/7 培養室の管理体制などに聞き入られていました
開催概要
- 開催日時
- 2024年7月7日(日)
- 開催場所
- Noah ART Clinic武蔵小杉(ノアアートクリニック)ロビー
- テーマ
- 幸せな未来のために ~妊娠成立のメカニズムと、不妊治療~
- 講師
- 当院統括医師 久慈直昭、胚培養士 小松沙織(こまつさおり)
7月7日、七夕の日に毎月恒例の不妊教室(妊活セミナー)を開催しました。
今回は統括医師の久慈直昭と、小松沙織培養士によるセミナーとなりました。
猛暑の中でもたくさんの方に参加していただいて、関心の高さを実感しています。
誠にありがとうございました。
セミナーの雰囲気はいつもなごやかです
お話の内容はもちろんとても真面目なもので、一種の緊張感もありますが、ちょっと笑みがこぼれるような例え話もあり、今回も終始和やかなセミナーとなりました。
また胚培養士の胚培養や培養室についての説明は、普段なかなか聞くことができないものなので、みなさま真剣にメモなど取られていました。
特に治療に有効な検査や受精卵の厳重な管理・培養体制などについての説明は皆さん大変聞き入っていらっしゃいました。
帰りがけに質問される方が増えてまいりました
たくさんの方の前で質問するのがためらわれるようで、帰りがけに質問される方が多数いらっしゃいました。
そんな中で質疑応答の時間にお寄せいただいたご質問をご紹介します。
Q.治療の順番として、タイミング→人工授精 体外受精となっているがその先はありますか?
A:タイミング、人工授精に関しては卵が受精しているか不明な状態ですが、体外受精になり原因がわかるようになります。
採卵時に卵がとれないのであれば、
- 低刺激(身体への負担が少ない)から高刺激(来院回数や、 注射回数等の負担、卵巣刺激過剰症候群のリスク等)への移行
- サプリを追加する
着床しないのであれば
- フローラ検査を取り入れていく
等の原因に沿った治療を提案してまいります。
Q.精液検査について、自宅で採取して持参する形ですが真夏の暑い中持ってきても大丈夫でしょうか?
A:基本的には大丈夫ですが、暑すぎたり、寒すぎたりといった極端な温度下や、温度の変化にさらされると、ストレスになるので注意が必要です。
採取時間も厳密ではありませんが、およそ2〜3時間以内を推奨しています。
精子を運搬するための容器「SEED POD(シードポッド)」もクリニックで販売しています。
8月の不妊教室はお休みさせていただき、また9月より開催させていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。