10/15 培養室での培養士の役割についてお話をさせていただきました
開催概要
- 開催日時
- 2023年10月15日(日)
- 開催場所
- Noah ART Clinic武蔵小杉(ノアアートクリニック)ロビー
- テーマ
- 幸せな未来のために ~妊娠成立のメカニズムと、不妊治療~
- 講師
- 当院統括医師 久慈直昭、培養室室長 川島 健一
第三回不妊教室を開催いたしました
今回も12組20名の方にご参加頂き、不妊教室を開催させていただきました。
ご参加された皆さまありがとうございました。
このような不妊教室が皆さまにお役立て頂ける場となりますよう、今後とも肝に銘じ運営してまいります。
今回も前回同様の二部制で、以下の内容で行わせていただきました。
- 第一部:久慈医師による「妊娠のメカニズムと不妊治療」
- 第二部:培養室長による「“不妊治療の要”培養室について」
二部終了後に質疑応答をさせていただいております。
小さな疑問、ご現状で悩まれているお話、不妊教室で聴かれた中で分からなかった事、日頃皆さまが気になられている事等どんなことでもお問いかけいただき、解決のきっかけになっていただけましたら幸いです。
培養士の役割をご紹介させていただきました
皆さまからお預かりした卵子や精子を大切に管理し胚を育むお手伝いをする培養室は生殖補助医療の要となるところです。
受精を見守り、胚にはできる限りストレスを与えず育てていく過程を映像等を交えご説明させていただきました。
今回いただいたご質問をご紹介します
今回頂いた質問をいくつかご紹介いたしますので、不妊教室に参加されなかった方もぜひ参考にしていただければと思います。
Q:胚盤胞のグレードの評価基準はどのようなものですか?クリニックで遺伝子検査はできますか?
A:施設により評価基準が異なるが、当院では細胞の数や密度を厳しく評価し妊娠率をみています。PGT=A(胚の遺伝子検査)について導入を検討中です。
Q:採卵をすると体へのダメージはありますか?後遺症など残らないか気になります。
A:日本では50万件以上行われている採卵術ですが訴訟になるほど重篤なケースは今まで報告がありません。
卵巣に針を刺すので全く負担がないということではないですが、皮膚や筋肉にメスをいれる一般的な手術とは少し違います。
参加された皆さま、ありがとうございました。
不妊教室は毎月行なっています。
みなさまの妊活に少しでもプラスになっていただけたら幸いです。
参加ご希望の方は 、当クリニックホームページの不妊教室の申し込みフォームよりご予約をお取りください。
不妊教室(妊活セミナー)のご案内 | Noah Art Clinic武蔵小杉(ノアアートクリニック)