4/14 不妊教室:体外受精関連のご質問を多く頂きました
開催概要
- 開催日時
- 2024年4月14日(日)
- 開催場所
- Noah ART Clinic武蔵小杉(ノアアートクリニック)ロビー
- テーマ
- 幸せな未来のために ~妊娠成立のメカニズムと、不妊治療~
- 講師
- 当院統括医師 久慈直昭、培養室室長 川島 健一
4月14日、毎月恒例の不妊教室(妊活セミナー)を行いました。
今回も統括医師の久慈直昭と、培養室主任の川島健一によるセミナーとなりました。
今回も二部制+質疑応答のプログラムです。
- 第一部:久慈医師による「妊娠のメカニズムと不妊治療」
- 第二部:培養室長による「“不妊治療の要”培養室について」
今回もみなさま大変真剣にお話に聞き入られていらっしゃいました。
みなさまお疲れさまでした。ありがとうございました。
不妊教室に参加された方のご感想です
今回も参加された方からのご感想を紹介いたします。ぜひ参考にして下さい。
- 具体的な治療のステップについて知ることができて良かったです。
- インターネットで見たり本を買ってみたりしてもいまいち分からなかったが、聞いてみて分かりやすかったです。
- 妊娠のタイミングなどが参考になりました。
- 妊娠の確率や医学的な見解を直接聞けて良かった。ステップアップのタイミングも知れて良かったです。
- 体外受精の仕組み、妊娠のメカニズムなどが分かりやすかったです。
- 治療方法の選択や費用感、実際の選択例のお話がイメージがしやすく参考になりました。
今回も様々なご質問をいただきました
今回もたくさんのご質問を頂きました。
体外受精関連のご質問が多く寄せられ、みなさまのARTへの関心の高さを感じました。
Q: 採卵について。 低刺激法と高刺激法(調整卵巣刺激法)の違いは何ですか?
A:取れる卵の数が違います。
調整卵巣刺激法では毎日注射をするなど使用する薬剤の量が多くなる分、卵が多く育ちますが、 低刺激法に比べて体の負担も多くなります。
Q:クリニックへ精子を持参する際、採取後どのくらい時間が空いても大丈夫ですか?
A:2時間以内が理想ですが、精子の状態が安定する時間は個人差があります。
当院では精子を外気による温度変化から守り運搬のできる精液運搬用保温器 (SEED POD)も販売しております。
SEED PODについて:
日本初・自宅採取した精液を急激な温度変化から守る保温器です。
Q:30代前半です。 これまでに不妊治療というものを経験したことがないのですが、いきなり体外受精
をしたりするのはアリなんでしょうか?
A:アリです。
不妊治療で「何から始めたらいいかわからない」という場合でもご相談いただければと思います。
Q:夫婦でタイミング法や人工授精などを検討しています。
体外受精を勧められても、自分たちのペースで治療を希望した場合、サポートしてもらえますか?
A:もちろんです。
まずはその方の不妊の原因に合った治療を勧めますが、お二人の希望する治療のペースに寄り添いサポートします。
Q:体外受精に係る費用について。 採卵方法によって費用もかなり変わるのでしょうか?
A:使用する薬剤の量によってトータルで掛かる費用に差が出てくるイメージです。
大きな金額差ではありません。
Q:体外受精にチャレンジしたいと思ったら、 どのくらい前から準備が必要ですか?
何カ月も前から薬を飲んだりしたりしないといけないのでしょうか?
A:最初の受診は生理中(1~4日以内)に来ていただくので、直前で決めていただいても問題ありません。
当院は、その前身となる「ノア・ウィメンズクリニック」から18年間、武蔵小杉のこの地で不妊治療を続けております。
治療に関する疑問などありましたら診察時、または不妊教室にてご遠慮なくご質問ください。